ダイアモンドは人をみがく石のプロ!?
人間は、人の間で磨かれて一人前になるから人と間と書く! という説があります。
それを聞いた時、ガーネットをはじめ、原石類が宝石中最硬度のダイアモンド粒の中でころがって磨かれ、宝石になっていくのを思い出しました。
宝石の中で一番高価で硬いダイアモンドの粒々の中を、ゴロゴロころがっているただの鉱石がだんだん輝いてきて、やがてキラキラした宝石になっていく様はほんとうにみごとです。感動してしまいます。
ちょうどその頃、人を指導することって何だろうか? って考えていたから、その工程をみて答えがちょっと分かったようで、よけい感動したのかもしれません。
ただ、宝石の場合はダイアモンドがいつも一方的に、他の原石を磨いて宝石にしているのだけれど、人間はそうばかりではありません。
生徒がダイアモンドで先生が原石の場合もあれば、その逆に、先生がダイアモンドで生徒が原石っていう場合もあります。
まあ、どちらにしても石が石を磨き、人が人を磨くということは同じ。でも、石を磨くダイアモンドが全然へらないんです。だからダイアモンドは永遠と言われているのですね。
私もずーっとへらないダイアモンドの心が欲しいと思っています。
へらない口だけではなくってね?