1 母体がストレスを受けるとニューハーフが増える?(1/2)
脳の働きはさまざまですが、男の子、女の子という観念も、脳が大きく関わっています。
脳に関するさまざまな本にも書かれていることです。受胎時は全員“女性脳”を持っているけれど、受胎した子が男の子だったときは、一定の妊娠期間中に母体から、多量の男性ホルモンが分泌される。この分泌された男性ホルモンをシャワーのように浴びた男児の脳は、受胎時の“女性脳”から“男性脳”に変化します。でもこの時期、母体がなんらかの影響で、男性ホルモンの分泌が充分でなく、男児に男性ホルモンのシャワーを浴びせられないとき、胎児は男性の身体を持ちながら男性になれず、“男性脳”に変化しないで“女性脳”のまま出産されてしまうそうです。
一般的には、私たちは出生時男性の身体を持っている子は男性として、女性の身体を持って生まれると女性として認識してしまいます。ですから何か特別な出来事がない限り、“女性脳”を持っている男児でも、心身ともに男性だと思い込んで、あるいは思い込まされて一生を送ることが多いようです。なんだか女っぽい人だと思われながらも。