水化粧法=肌に成分をなじませる

水化粧法とは、
おしろいを塗っては、水で濡らした手ぬぐいで上からパッティングする。
さらに、おしろいを塗っては、また濡れた手ぬぐいでおさえる、
という作業を何度も繰り返す化粧法でした。

この方法は、肌の内側から脂が出ている部分はおしろいが取れやすく、
そうでない部分には吸着するため、おしろいが肌にしっとりと馴染み、
美しい肌に仕上がっていたのです。

ところが、さらに深く研究してみると、
この方法だと若い時は肌を美しく見せてくれる反面、
肌の脂を取り過ぎて早くシワを作ってしまう化粧法だということも分かりました。

年齢を重ねても美しい肌を保つために、
「水分補給を十分にする」とともに、
「人の体内脂に最も近いオイルを足す」こともとても重要です。

「食べ物が美肌を作る」江戸美人たちの食習慣

肌は本来、デトックス(排出)器官であり、バリア器官であり、防水です。
雨水にぬれたり海やプールで泳いでも、
水分が皮膚に入り込んでプルプルすることはありません。
「水もしたたるいい女」とは、みずみずしい美肌の女性のことに他なりません。

江戸美人たちは日常的には、
いぼとり草という別名で知られた
ハトムギをお茶などで食べていたようです。

「食べ物で美肌効果」
という美肌づくりの基礎をしっかり掌握し、
美肌作りをしていたのですね。

「みずみずしい肌の潤いを保つ」には、
何よりも「自身の力で内側から皮脂で潤わす」機能を高めることです。

現代は何でもある食文化の中で、栄養バランスをくずす心配もでてきました。
そこで安心安全なサプリメントを足すことで、
内側から潤いを叶えることができます。