3.シャネルとの出会い①
シャネルとの出会い
バブルの時、色々な方々からブランドのバッグや財布をいただくことがありました。
エルメス、ルイヴィトン、ディオールやグッチなど、
本当に色々な、今ある主要な有名ブランドものはすべていただいていました。
その中で、シャネルが際立って喜びの象徴でした。
当時いただいたバッグの中には、今でも使用しているものもあります。
その1つのバッグ、バニティバッグのような形ですが、
開けるところが2重蓋になっており、
ディテールも含め、胸の高鳴りがあるデザインでした。
それと同時に、自分の身の丈に合わない、ひどく分不相応のものに思えました。
正直言うと、商品券をいただくほうが周りの方々に配れる分、
嬉しかったのにと思うこともありました。
ただ、シャネルのバッグを持った時、
彼女がどうしてこういうもの作ることになったのか
非常に興味を持ち、そこからココ・シャネルの研究が始まりました。