正直者が馬鹿をみない?

正直に生きてきて人のために尽くして、一生懸命に務めたのに裏切られたり、悪口を言われたり。

 困ってた人を支えてずっと感謝してるって言われていたのに、突然その反対のことを言われたり。

 自分が言ったことのないことを言ったといわれてしまったり、しなかったことをしたと責められたり。

 信用して話したことを悪用されたり。

 開発、発明したアイディアをいつの間にか使われてしまったり、ずっと味方だと言って身近にいた人が実は悪い人だったり。

 えぇっ! て思うような天と地がひっくり返っちゃう! というようなことはよくあるんですよね。

 私はリーディングできると思われてるので、どうしてだまされるのか気付かなかったのです。「読みとれなかったんですか?」と聞かれますが、どうしてだか分かりません。

 なぜなら、自分と同じ面を持っていない人のことは見えないのです。

 その反対に、どんなに人から悪口を言われている人でも、よく私がリーディングできる人は正直な善い人だってわかるので、まあ、おあいこというところです?

 その時々に、正直に一生懸命生きてきたって分かる人が世間からバッシングされていると、私はすごく腹が立ってしまいます。

 「いいよ、誰が何と言ったって、私がタテになってやるっ!」とイキまいてしまいます。

 自分の時にはボーッとしてて、かなり後にならなければ腹も立たないのにです。

 そんな人に対しては勇ましい気分になってしまいます。いくら、天がみてるからと慰めてもなかなか癒されない時はあるのです。

 「よおし、天にかわって私が報いてやろう!」って。

 だから、いつも火の車なのです。事務局や代表にご苦労かけてばかりなのです。

 すみません!

 ただし、「苦労ばかりしてるから、こんなにヤセてしまって・・・・・・」と代表がボヤいているのは全然違います。

 確かに研究所の立て直しをしてくださって4年強、20kg以上痩せ、健康になっています。

 お酒やタバコはやらなくなったし、顔もしまってすごくカッコよくなったのです。

 ですから、「京子センセイの元でキビシイ生活をおくっているので・・・・・・」というのは、ジョークだと理解しています。

 今年のバレンタインデーには、老若男女からどっさりチョコをもらって、密かに面談室前の鏡にご自分の姿を映しては、厳しい顔をニカッとしてウットリ見入っていたのを私は知っています。

 でも、代表は皆さんのためにいつも、やりくり算段で苦労してくださっていますから、その位の喜びがなくてはと思ってだまっていました。

 代表もまた、まっ正直で馬鹿をみているタイプですから・・・。

 そして、鉄人オクツ(奥津S氏・男性)からチョコとカードをもらって、ウルウルしてたのも私はだまっています。

 鉄人オクツも、人のために自分はさておいても尽くしてきた方だから、やはり代表と通じるやさしさがあるのでしょう。

 意学環境研究所には、そんな正直者が多いのです。

 私の誇りとするところです。