1 母体がストレスを受けるとニューハーフが増える?(2/2)
“女性脳”を持った男性が、何かの影響で女性的生活の習慣がつくと、どうしても男性としての生活ができなくなってしまいます。今、ニューハーフといわれる人たちの多くは、こうした脳内ホルモンのシャワー不足胎児として出生したケースかもしれません。身体は男性であっても、脳の中心は女性なので、女性を異性とは感じられず、男性を異性と感じてしまうので同性愛者と社会ではみられるような場面になることもあるわけです。身体は男性であっても本質的に脳の中は“女性脳”だから、男性を異性と意識するのはこの人の場合、正常な働きということになります。
身体と脳内認識とがかけ離れた人が、社会的な判断で生活すると大変なストレスになってしまうわけです。それに気づかず、結婚も外観通り普通に生活していても、あとになって病気という形でそのストレスを解消しようとする場合もあります。男性ホルモンシャワー欠乏出生児は、無理やり強制した生き方をするのは、脳内ホルモン代謝に対して非常なことになるのです。
逆に女性でありながら、男性のような態度や行動をする人がいます。脳は“女性脳”であっても、母親がなんらかの事情でストレスを受け、ホルモン異常を起こしたりすると、女性特有の働きをしないことが起こってしまいます。